ひきこもり解決への第一歩は医療機関への相談

体験談から見えてくる、ひきこもりの原因とそのパターン

子どものひきこもりの状態が酷いときにはクリニックでの治療が必要となります。

「ひきこもり治療」はまず親との相談から開始

クリニックでの治療がひきこもりを脱却させる近道家にひきこもる状態が続き、うつなどの症状が見られるような場合には医療機関での治療が必要となります。

子供がうつになるのかと驚かれる方もいるかもしれませんが、現在、子供のうつ病の発症はけっして少なくはありません。また、こういった先入観から、子供のうつ病は親や教師に気づかれることなく見過ごされる場合も多いのです。

うつかどうかの診断を含めて、ひきこもりへの治療は、段階を経て行われます。まず、医師が両親二人と面談。母親だけがひきこもりの状況を把握していたり、父親が教育を母親の仕事と考えているケースもあることから、子供の状態を十分に理解しているか、正確に認識しているかを確認します。理解が不十分であったり認識不足であった際には両親と良く話し合い、家庭環境を調整する必要があります。

理解のない親の説得がひきこもり問題の鍵

ひきこもりの子供への理解や認識が低いと、信頼関係を築くことができません。家庭環境を整えて本人を安心させ、両親への信頼度をアップさせたところでコミュニケーションをはかるようにします。

特に、ひきこもりの状態が長く続いていると両親が不和であったりトラブルを抱えていることも珍しくはなく、まずは両親の夫婦関係を修復することが大切になりますが、実はこの段階でつまづく家庭がとても多いのがひきこもり問題の難しいところ。理解のない父親や母親の説得が、ひきこもり問題の鍵を握っていると言っても過言ではないのです。

子供がリラックスできるような家庭環境では、居心地が良くなって、さらにひきこもりが悪化するのではと考える両親もいますが、これは誤りです。

親がひきこもりを招く場合もひきこもりをしている子供は、けっして現状には満足していません。ひきこもっていることを恥じ、外に出たいという気持ちがあるのに、そうはできない葛藤を心に持っています。怠惰やわがままでひきこもっていると親が考えている場合は、こういった理解や認識の低さを改めない限り、子供の信頼を勝ち得ることはできないでしょう。

両親の抱えている問題が解決し、親からの説得や進言が実って子供が医療機関を受診したら、そこで初めて医師との個人面談が行われ、本格的な治療がスタートします。